忍者ブログ
アディポネクチンは、超善玉物質です アディポネクチンが生活習慣病を改善する
[28] [27] [26] [25] [24] [23]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



善玉アディポネクチンが多い人は、元気で長生きできるといえます。
100歳以上の健康な高齢者は、一般の人よりも、血液中の善玉アディポネクチン量が2倍あることがわかっています。

生活習慣病である肥満や高血圧、糖尿病、高脂血症などのを改善する効果があるホルモン「善玉アディポネクチン」がいま脚光を浴びています。

「善玉アディポネクチン」は、内臓脂肪を構成する脂肪細胞から分泌されるホルモンです。
内臓脂肪を構成する脂肪細胞は、体内で余ったエネルギーを蓄える貯蔵庫としての働きがあります。

またエネルギーを蓄えるほか、さまざまな生理活性物質(アディポサイトカイン)を分泌して、体の機能をコントロールする働きもあります。

そのアディポサイトカインの中にある善玉アディポネクチンは、動脈硬化や高血圧、糖尿病を改善する効果があります。
さらに血管壁を正常に維持し、脂肪燃焼や血糖値低下をうながします。

アディポは「脂肪」という意味で、ネクチンとは「くっつく・接着」という意味です。
アディポネクチンは、血液中でいくつも結びつき複合体になり、3種類ほどに分かれます。

これらの中の高分子型が、善玉アディポネクチンといわれています。

善玉アディポネクチンは、血液中を流れて全身をめぐり、血管が傷ついている部分をすばやく修復します。

肝臓や骨格筋に働いて、糖の取り込みや脂肪酸の燃焼を促す働きがあります。

高血圧、高血糖、高脂血症に働きかけ、メタボリック症候群を予防改善してくれます。

そして抗老化(アンチエイジング)にも有効であるとして注目されています。

また、最近の研究において胃ガン患者の血液内では、善玉アディポネクチンが減少しているという報告があり、今後ガン治療への応用も期待されます。

そして、一方では、低分子型のアディポネクチンに関しての研究も進んでおり、高分子型とは違う働きをすることがわかってきています。
PR


スポンサーサイト
最新コメント
フリーエリア
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]